介護保険制度について

こんにちは。司法書士の三輪です。
ご無沙汰していしまいました。

本日は、介護保険制度についてです。
最近よく耳にしますが、よくわからなかったので調べてみました。

介護保険制度とは、介護が必要になった高齢者やそのご家族を社会全体で支えていく仕組みです。
多くの人で負担しあい、万が一介護が必要になったときに、サービスを受けられるようにするのが介護保険制度です。

介護保険制度は、40歳以上の人が支払う「保険料」と「税金」とで運営されています。運営は市町村と特別区(以下、市町村)が行い、これを都道府県と国がサポートします。

介護サービスを受けるためには、要介護認定を受ける必要があり、認定を受けるためには、市町村に設置されている介護認定審査会の判断が必要となります。要介護認定は、介護サービスの給付額を決めることになるため、全国で一律の基準が設けられています。

要介護認定基準は7段階に分かれています。軽度なものから順に、要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5というように重度なものになっていきます。要介護認定では「要介護認定等基準時間」というものを用いて、介護の手間を算出します。

要介護認定等基準時間から要介護度を判定していきます。
(参考までに)
要支援1 要介護認定等基準時間が25分以上32分未満又はこれに相当すると認められる状態
要支援2
要介護1 要介護認定等基準時間が32分以上50分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護2 要介護認定等基準時間が50分以上70分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護3 要介護認定等基準時間が70分以上90分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護4 要介護認定等基準時間が90分以上110分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護5 要介護認定等基準時間が110分以上又はこれに相当すると認められる状態

上記が目安になります。
なるほど~ですね。私もいつお世話になるかわかりませんので更に調べたいと思います。

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