こんにちは。司法書士の三輪です。
今日は「遺言をどのくらいの人が行っているか」をお話ししたいと思います。
自筆証書遺言については、遺言をしたことをどこにも報告することになっていない為、その実数を把握することはできません。しかし、遺言者が死亡して自筆証書遺言や秘密証書遺言があるという場合には、家庭裁判所に検認の請求をしなければならないので、遺言した人の数は予測できます。
平成7年には8065件だった検認数も平成25年には16708件となり、この18年で2倍以上となっています。
また、公正証書と秘密証書遺言については、日本公証人連合会の統計によると、毎年少しずつ増加していることがわかります。
公正証書遺言件数の推移(日本公証人連合会資料等)
年度 件数 年度 件数
平成7年 46,301 平成8年 49,438
平成9年 52,433 平成10年 54,973
平成11年 57,710 平成12年 61,255
平成13年 63,804 平成14年 64,007
平成15年 64,376 平成16年 66,592
平成17年 69,831 平成18年 72,235
平成19年 74,160 平成20年 76,436
平成21年 77,878 平成22年 81,984
平成23年 78,754 平成24年 88,156
平成25年 96,020 平成26年 104,490
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