遺言控除について

こんにちは。司法書士の三輪です。
今日は一日雨みたいですね。雨も必要です。

本日は「遺言控除」のお話しです。

政府は、相続で揉めることなく財産をスムーズに次の世代に承継させることを目的に「遺言控除」制度の新設に動いています。
「遺言控除」制度は簡単にいうと、遺言書をきちんと残し、遺言に基づいて遺産を相続すれば、相続税を安くしてあげましょうという制度です。

また、遺言があれば裁判所での審判や調停も減少しますし、遺産分割で揉めて相続人が決まらず空き家になるケースの減少にもつながります。

控除額は数百万円とされ、平成29年度税制改正での実施を目標としています。
ポイントは、有効な遺言を作成し、遺言に基づいて遺産を相続することですね。
無効な遺言では控除されません。

遺言の普及に有効ですね。

相続・遺言・信託・成年後見のご相談は、西区の司法書士事務所スリー・リングスまでお気軽にどうぞ。

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